2019年 マイグリン アウォード
2019年も大晦日となりました
自分勝手に観劇を振り返るマイグリンアウォードを綴ります
⑴ 観劇、現場記録
☆総数:43作品102公演(韓80、日22)
※ミュ以外の現場:33
☆作品回数
ランボー 初3+再11=14(初18年に4回、計7回)
ジキハイ12(18年に6回見てるので、総計18回)
景宗 8(20年に4回見てるので、総計12回)
サチャン 6
レミゼ(日) 6
シデレウス 4
☆俳優様回数
チョンドンファ🌸さま 20 爆
キムジョング🔔さま 17
シンソンミン王子さま 12
パクウンテ神さま 8
キムジェボムさま 8
ユンソホさま 7
イヨンギュさま 7
☆5回くらい見た方々(雑
きむぎょんす様
チョンドンソク皇子
ミンヨンギおっぱさま
スンウォングンさま
イジフンさま
今年前半はジキハイ、後半は小劇場作品に費やした結果こうなりました。
また、Kポ本陣のキュヒョンがカムバックしたりテミンのソロツアーもありKポ現場も増えました。
来年はもう少し大劇場増やしてバランス調整したいなと。
特に少人数作品は、推しで観るに加え推しペアで観るがあるのでスケジュール縛りがきつかったです。
⑵ 各部門賞
☆優秀作品賞
ジキルとハイド
狂炎ソナタ
シデレウス
ストーリーオブマイライフ(日韓)
レミゼラブル(日)
☆最優秀作品賞
死の賛美(サチャン)
素晴らしい音楽、舞台、脚本、出演陣に加え、キャスケごと、日毎、観客ごとに無数に解釈出来る沼作品。
所々に可笑しみがあるのも良い。
ジョングサネにメロメロでした。
チケット難だけは何とかして欲しい。
次回も楽しみです!
☆舞台芸術賞:シデレウス
シンプルな構成ながらVFXが綺麗だし、舞台裏で生演奏だし
何といっても半球形の会場を活かして客席をプラネタリウム風に使ったのがよかった。癒し空間。あの舞台だからよりお伽話感が出た。
☆音楽賞:狂炎ソナタ
第一楽章から第五楽章まで全ての楽曲が美しいし耳に残る。
死の顔、色褪せないようには名曲。
☆優秀俳優賞(敬称略)
・シンソンミン
(シデレウス、ドリアングレイの肖像、景宗修正実録)
'顔が福祉'というパワーワードを生んだ王子🤴
加えて素敵な声と確かな表現力。
ミュには3年半ぶりのご帰還でした、ありがたや。
来年は早速ドラマですが舞台も引き続きよろしく。
・パクウンテ
(ジキルとハイド、ベンハー)
もはや存在が福祉← 常に最新が最高を更新する才能と努力をただただ尊敬しています
・チョンドンファ
(ランボー、死の賛美、城、SOML、景宗)
お花様。ドン'ファ'=화=華と花の様な笑顔から。
正直好き嫌い分かれる声質と演技タイプだと思います。
作品ごとに自身の色をしっかり出しどの役も共感やいとしさを感じるところが好きです。
🌸ランボーの幸せを願う今年でした。
因みにニジンスキーはジョングさんとのLVを観た為観てなくて君の為の文字も観れてないのに20回観てます。月に2度花様を観ていたとは。
☆最優秀俳優賞
キムジョング
(死の賛美、ランボー、ペンレター、景宗)
とにかく自然に役そのものを息づかせる才能に心酔しきっています。
特に今年はその真骨頂を見られる作品ばかりでした。
退勤でお会いできた際に伺える演技論や解釈のお話も本当に私のツボど真ん中です。
☆優秀女優賞
(最優秀賞なし。男中心舞台が多かったのでさらりと)
・カンヘイン(ザキャッスル)
・ナハナ(シデレウス)
・キムソヒョン(エリザベート)
・アンユジン(死の賛美)
・ヘナ(ジキルとハイド)
・Jmin(ヘドウィグ)
⑶ 特別賞いろいろ
☆最愛ペア賞
*キムジョング-チョンドンファ
今年だけでランボー→ニジンスキー→サチャン→ランボー再演→景宗と5作品共演しているお二人。
家族よりほぼ毎日会っていたとの事(そりゃそうや)
サチャンでかなり手荒に花様を扱ってたのでさすがに大丈夫か?と聞いたら、満点笑顔で 何が?😄て返事で、こいつは凄い…てなったエピソードが好き(ジョングさん談)
景宗では一心同体過ぎてヨニングンがやや浮いちゃう感あるくらい。
お二人の共演を今後も楽しみにしています。
☆覚醒&行ってらっしゃい賞
*ユンソホ
覚醒!と衝撃の再演ランボー。
芯の強い透明感に加え 地獄の天使と(私が)表する 強かさ厳しさに圧倒されました。2年後カムバック待ってます。
☆リアコトリオ賞
*キムジョング ヘジン先生(ファンレター) →佇まい、話し方
*きむぎょんすルチオ司祭様(パガニーニ)→中2感、衣装、意外と泣き虫
*ウォングンじゃーびす(キダリアジョシ)→かっこいいしかわいい
⑷ マイ〇〇デー賞
☆アドレナリン最高日
5/18 ザキャッスル
キムギョンス🆚キムジェボム
ぶっちゃけキャッスル脚本イミフだしいろんな作品混ぜたみたいな印象で初見引くほどおもんなかったんですけど爆
この日は2人の狂演にゾクゾクしっぱなし。笑顔ガチ殴り合いからの抱擁とか最高でした。
ヘインちゃんもヨンギュくんもしっかりついて来てた。この回だけDVD欲しい。
☆最泣日
2/1 SOML ウォングンxドンファ
ランボーとか景宗もかなり泣いたんですが一番長く激しく、となると昨シーズンの런꽃です。
後半ずっと嗚咽してたんですけど、
花アルがアドリブで'僕のスーパーウルトラスペシャルオリジナル最高'チングて紹介してくれよ〜'て言うんですが
通常はどのトムもラストに'カジャンチナンチング(一番親しい友人)て話して幕なんです。先日12/21同ペアでもそうでした。
ところが、この日はウォングントムが花アルのアドリブ通りに長くアルについて話したんです。
あのアドリブ全部覚えてたん!ㅠㅠてなり、ラストシーンながら客席大洪水でした。
(ドンファさんも袖で聞いてて感動したと仰ってました)
☆2019 マイベスト観劇日
10/11 ランボー(チョンドンファ、キムジョング、ペクキボム)
我が最愛の🌸🔔ペアマッコンでした。
花ランボーのアドリブを全部全力で返してたジョングベルを思い出すだけで涙腺緩みます。
花ランボーは人として深くベルレンヌを愛し求めていましたが、ジョングベルがもっとも同じベクトル強さで花ランに向き合っていたように花ランモンペ()な私は感じてました。
花ランが膝立ちのジョングベルの頭(髪)を掴んで'너...넌...!(お前…お前‼︎)て激しい愛憎を見せ、ジョングベルは花ランの袖を掴み見つめ合う最後の別れのシーンが特に印象的でした。
そしてカテコ終わってキャストが退場した後も客席皆でスタオベ続けたのもさらに感動。
半分はファン企画でしたが自然とそうなった素晴らしい公演でした。
関係者皆様に感謝する作品です。
以上、とりとめないですが推し祭り大充実な2019年でした😊
来年も素敵な作品、公演に沢山出会えますよう。
ご一緒できた皆様ありがとうございました、よいお年を!
2017年 マイグリンアウォード
マイグリンアウォード2017年です。
あまり沼った作品がなかったようです←
2017年は大学路作品をだいぶ見逃しているなと。
ミュドル推しであるリョウク、キュヒョンとも入隊中だったせいもあるかな。
【見た回数】
1.ユヌ→8回
2.ヒョンギュンさん→7回
3.ウンテさん→6回
4.ヨンギオッパ→5回
あとは2~3回かな…
2016年 マイグリンアウォード
年末となり2019もミュージカルアウォードシーズンですね
過去ツイッターで残していたマイグリンアウォードの記録を残しておきます
☆2016年
【見た回数】
1.ユヌ→21回爆
2.キュヒョン→13回
*ミュージカルのみ
3.ヨンギオッパ→11回
4.ウンテさん→10回
5.ドンソク皇子、ヒョンギュンさん→7回
2016年はフランケンシュタイン、モーツァルト!とそのほかでしたね
【ランボー】랭보 ストーリー 後半
※基本ドンファランボー、ジョングベルレンヌの台詞動き下敷きです
言動が俳優ごとに違うので。
⑺ ドゥラエ来訪
下手) ランボーとベルレンヌが仲良く詩を書いている
上手) ベルレンヌがランボーと出奔し2人で親密に過ごしているというゴシップ新聞を読み、ランボーを連れ戻さねばと苦悩するドゥラエ
眠ったランボーの詩手帳を読むベルレンヌ
べ-これは私が書きたい本当の詩だ…しかし決して書けない詩…
♬어제의 만남 (昨日の出会い) - べ
ベルレンヌとドゥラエによる追加曲
自分に失望しもう戻れないと苦しい想いを吐露
べ-ただもう一度だけ お前のように書きたい
ド-ただもう一度だけにお前と居た頃に
ベルレンヌ幻聴に苦しみながら退場
ドゥラエ退場
目が覚めたランボー、ベルレンヌの書き残した詩メモを見つけ読む
♬초록 (緑) - べ
ラ-実、花、葉、枝がここにあります
そして貴方のためにときめく私の胸もここに
ひたすらあなただけに向かい夢みる この心を
愛らしいあなたの手で温かく包んでください
そこへベルレンヌが戻りメモを取る
ラ-その詩、タイトルは何?…何だよってば
べ-チョロク(緑)...
ラ-緑…完成したら僕に一番に見せてね
そこへ訪ねてくるドゥラエ
喜ぶランボー、ベルレンヌも紹介する
詩を嬉しげに見せるランボーに
ゴシップ記事を見せ、ランボーを迎えに来たというドゥラエ
きっと良い人だと思ってランボーに紹介したが、貴方の詩は嘘だ。家族も捨てて詩だけが大事なんだとベルレンヌを責める。
苦しそうにいったんパリへ戻ると出て行こうとするベルレンヌ。
どこへ行く?詩を書くのを捨てるのかと迫る少し風に当たると出て行くベルレンヌ
母さんに僕を待つなと言ってくれとベルレンヌを追うランボー、項垂れるドゥラエ
⑻ ベルレンヌ恐慌の始まり
♬ 오만의 목소리는 나팔의 거센 외침-べ
(傲慢の声は激しい笛の叫び)
幻聴に苦しみ、 私はもう完全に敗北だ、助けてくれ 私を狂わせる悪魔の声よ死んでくれと心に恐慌をきたし崩折れるベルレンヌ
ランボーが見つける
ラ-ポール…
べ-少しの間、忘れていた、自分が何者か
ラ-貴方は僕を理解してくれた、十分に特別な人だ
べ-私はお前が思うような人間ではない。たくさんの事が怖い小さい人間なんだ…
もうダメだという時にお前に出会った…
私たちは夢の中で毒酒を煽り、呪いを受け不幸になるだろうと崩折れるベルレンヌ
ラ-じゃあ目覚めるな…ずっと目覚めずもっと狂えばいい。目覚めたら現実に戻るから
呪われるのも不幸になるのも僕も分かってる
したいようにしろよ。僕は進み続ける!
歩み去るランボーを追いかけるベルレンヌ
⑼ 再び現在 アフリカ行きの船
ランボーの幻を追いかけ、ドゥラエに声を掛けられるベルレンヌ
べ-本当に地獄のような旅だ。記憶が次々と溢れる
ド-ランボーもこの経路でアフリカに渡りました ランボー発見した詩はどんなでしょう
べ-言ったろう、詩はないと
ド-幸せだったでしょうか?ランボーは子供の時からアフリカに行きたいと言ってたんです
べ-ドゥラエ、ランボーは死んだ、死んだんだよ!(立ち去る)
ド-僕だって分かってる…
※幼い日を回想するドゥラエ
ラ(子役声)-ドゥラエ、君ドゥラエだろ?どうしてそんなに驚いたの?
ド-誰かが僕の名前呼ぶのが稀だから…どうして僕を知ってるの?
ラ-君、僕を知らない?学校で1人きりなの僕と君だけだよ。
ド-どうしてここに?
ラ-ただお母さんの小言から避難で…何を描いてるの?
ド-僕
ラ-何でそんなに小さく描くの?空白がいっぱいじゃないか
ド-大丈夫、他のものを描くから
ラ-君は絵で話すんだね、僕ら似てるね。僕は文字で話すんだ。
ド-僕らが…似てるって?
ラ-僕、時々ここに来てもいい?
ド-もちろん…
ラ-君のおかげでよいこと思いついた!
アフリカで2人の子供がいて…君 アフリカがどこか知ってる?
ド-いいや…
ラ-マルセイユから船に乗り行く広大な土地!
ド-...そこに何があるの?
ラ(大人)-僕が求める全て。真っ赤な太陽 吹く風…ドゥラエ、僕と一緒に行くか?
♬니나의 대답 (ニナの返事) - ラ
君が眠るその場所へいつか行けるだろうか、
と去りゆくランボーを見つめながら歌うドゥラエ
(10)ロンドンにて最初の訣別
ストールに包まりながら詩を書くランボー。
ベルレンヌが帰ってくる。
詩集の出版予定はどうかと訊くランボーに他の出版社をあたろうというベルレンヌ
ランボーに二通の郵便物を受け取った旨を伝える
一通はランボー母からの告訴状。未成年者誘拐略取。
もう一通はベルレンヌ妻からの離婚申立書
すぐに帰らないと財産も家も没収だと。
ラ:それらを僕が気にする必要がある?
ベ:お前もどんな状況か理解しなくては。私達は明日食べるものを買う金もない。破産だ。
明日始発でいったん帰ろう、ランボー母には手紙を書くからというベルレンヌ
ランボーは激しく拒否する
ラ:じゃあ詩をいつ書くんだよ!僕の頭の中には沢山の言葉が溢れ出してるのに!
べ:私にも詩を書く時間が必要だ
ラ:正直に言えよパリが恋しいと
あなたも僕を捨てた父さんのように捨てるんだな
べ:私はお前の父親でも保護者でもないんだ
ラ:自分自身の為に僕が必要だと言っただろう?
べ:あぁ、だけど今 私の為に私が何ができるんだ!
パリに帰り家族と平和に暮らせ、ただし絶対詩は書くな…卑怯者と責めるランボー
ベルレンヌも激し'田舎に帰り誰にも理解されない詩でも書くがいい、お母さんに抱かれて'と言い放つ
ラ:僕が話した事、全部忘れてしまった?僕の…あの話
ベ:透視者…透視者か?あんなの…妄想だ たわ言だ!
ベルレンヌの'妄想'という言葉にショックを受けるランボー
♬헛소리 (たわ言/ラ), 예지 (予知/べ)
今のお前の姿、これ以上耐えられない、嘘つき 裏切り者…!
ラ:そうか…僕のせいでとても大変な思いをさせてたんだね…ごめんよ、さぁその苦しみを終わらせてあげよう!
ベルレンヌの手にペンを突き立てるランボー
べ:(手を抑えながら) お前は悪魔だ‼︎
カバンに荷物をつめるベルレンヌ
ラ:何してるんだ?やめろ!
べ:ランボー、私が欲しかったものは詩を書く少しの時間…そしてお前。その2つだけだった。
ラ:行くな…僕から振り向いた瞬間全て終わりだ。
振り切り去るベルレンヌ
ポール!と叫び崩れ落ちるランボー。
(11) 帰郷後
故郷シャルルビルへ戻り森で静かに泣いているランボー
ベルレンヌもパリで酒をあおりながら空虚な日々
♬하늘은 지붕 위에 (空は屋根の上に) - べ
言ってみろ泣いているお前
何もできずに泣いてばかりいるお前
一人で何をしているんだ…
ランボーに新しい詩集を持っていくドゥラエだが反応はない
ラ:結局…僕は誰にも理解されないみたいだ…
ド:何言ってるんだよ僕がここに居るだろう? きっといつか分かってくれるよみんな
ラ:そうかな…
ド:あぁきっと
ラ:でも今 僕を理解してくれるのはあの人だけだ…僕を理解する唯一の人…
そう言って去っていくランボーを寂しく見送るドゥラエ
(12) 再会、最後の別れ
♬비난 받을 시, 착한 제자 ()- べ
(13) アフリカへ
♬니나의 대답 Rep -ラ
(14) 真実の詩
♬초록 Rep-ラ
(15) エピローグ
♬영원 (永遠) - ラ
☆カーテンコール
♬나란히 (並んで) - べ
【ランボー】랭보 ストーリー 前半
実在の詩人アルトゥール ランボーの半生を
ランボー、彼に大きな影響を与えるポール ベルレンヌ、幼馴染エルネスト ドゥラエの3人で演じる作品。
ランボー、ベルレンヌの実際の詩を美しい旋律で歌う劇中曲が印象深い。
彼が最期に見つけた'真実の詩'を探すストーリー。
※半分逐語訳で完全ネタバレ。
スーパーx100長い上に前半だけ😇
〜人生は不幸だ、止むことのない不幸の連続だ。それなのに 我々はなぜ ここに存在するのだろうか(ランボー 地獄の季節より)〜
⑴ プロローグ 1891年 パリ
荒廃した詩人ベルレンヌをランボーの幼馴染ドゥラエが訪ねる
ドゥラエはランボーが亡くなったと伝えるが
あいつは死なない、悪魔だからと受け入れないベルレンヌ
ドゥラエはマルセイユ行き汽車券を差し出し マルセイユから船でランボー最期の詩があるアフリカに行くという。
べ-どうして私に?もう二度と会いにくるなと言っただろう?
ド-ランボーの頼みじゃなければ来ません。僕らが最初に見なければ、ランボーの最期の詩を。いつもそうだったように。
ドゥラエが去った後ベルレンヌは呟く
'どうかより孤独でより虚しい死でありましたよう'
♬ 내 마음에 내리는 눈물 (私の心に降る涙)-べ
⑵ 1871年フランス郊外シャルルヴィル
パイプを咥え森を散歩するランボー。ドゥラエが来る。
ド-ランボー!
ラ-返事来たか⁈
ド-いや…
ラ-誰も僕の詩を理解できないって⁉︎
ド-僕らもう少し待ってみよう
ラ-ボードレールが生きていたらすぐ分かってくれたろうに
ド-もちろんだよ…何て手紙に書いたの?
ラ-気になる? ド-気になる!
ラ-教えようか? ド-教えて!
ラ-僕は誰で何をしてて…こんな風に書いた!
♬취한배 (酔どれ船) - ラ
https://m.youtube.com/watch?v=CNcgMnKvINU&feature=youtu.be
詩人はあらゆる制約から解き放たれ、普通の人が見えない世界に到達する…透視者になりたい!と歌うランボー
ド- きっとなれるよ、透視者!
ド-他の人にも手紙を送ってみよう。きっといるよ理解者が。僕みたいな^^
ラ-あぁドゥラエ、お前は天才だ!
どの詩を送るか悩むランボー
ド-僕はこの詩が一番好きだ
♬ 모음들 (母音たち)-ラ
Aは黒、Iは赤、Uは緑、Eは白、Oは青と2人楽しく歌う
⑶ ランボーとベルレンヌの出会い
ド-はいプレゼント!新しく出た詩集3冊。この中の誰かに手紙送ろう
ラ-(最初の2冊は)つまんないな…
ド-じゃあこの人。既にパリで有名な詩人だけど個人的に好きなんだ
ラ-ポール ベルレンヌ…
♬높은 탑의 노래, 감각 (高い塔の歌、感覚)-ラ
https://m.youtube.com/watch?v=5b9CkQDx8ag
'時よ来い、私のもとへ来い!'
ベルレンヌの詩を読み高揚するランボー。
ドゥラエに手紙を代筆してもらいベルレンヌに送る。
'あなたの詩を読んだ瞬間、魂が抜けました。ボードレール以降、僕の心をこんなに震わせた詩人はあなたが初めてです。
僕は真の詩人に、透視者になるためここを離れなければ。どうか僕をパリへ呼び寄せて下さい。良い返事を只管待っています。追伸 いくつか僕の詩を同封します'
ランボーの詩を読み衝撃が走るベルレンヌ。
パリで会いましょうと汽車券を返信する。
ドゥラエと喜び合いパリに出て来るランボー。歌のクライマックスですれ違う2人。
ラ-ベルレンヌ氏?
ベ-ランボー?
出会いに喜ぶランボー
ランボーが17歳でたじろぐベルレンヌ。
ラ-ポールと呼びますね!…どうしました?
ベ-いや少し驚いて。こんなに若く…
ラ-(アドリブ) 若くハンサムな詩人だとは思わず?
お互いの詩の素晴らしさを伝え合い、私は何をすればいいか?と聞くベルレンヌ。
ラ-パリ文壇に僕を紹介して下さい。僕の詩がどんな反応か見たいです
ベルレンヌ-私も気になる、ついて来なさい。
⑷ パリの2人
フランス最高の農夫ドゥラエへ、とランボーから届いた手紙を読むドゥラエ。
憧れたパリ文壇も腐ってると断じるランボー
♬앉은뱅이들 (座ってる奴ら)-ラ
※不具者みたいな意味もあるが邦題に準拠
パリ文壇のサロンに行く2人
目覚めるな立ち上がるな。もう遅い、お前らは終わってる、死んでると強烈に批判するランボー
最初は誤魔化すも、最後は外聞を捨て同調し叫ぶベルレンヌ
手紙読むド-パリは死んだ街だけど、ポールは思った通りの人だ。ポールとならどんな未知の世界にも行ける。
ドゥラエ お前の笑顔と優しい声が恋しい。また手紙書くよ
♬모음들 Rep-ラ
ランボー不在ですごく静かだと寂しげなドゥラエ。
ド-石は黒いからA...雲はE!白い。僕は…どんな色だろう?
サロン帰りのランボーとベルレンヌ。
べ-お前は明日からパリ文壇のスターだ
ラ-…貴方は違うと思ったけど。そんな言い方 あのパリ文壇の奴らと同じだよ。貴方は本当に詩人なの? と皮肉る。
反応し批判声の幻聴に苦しむベルレンヌ
ラ-...最後に詩を書いたのはいつ?
べ-覚えてない。詩の書き方を忘れたようだ
昔は浮かんだ言葉を掴まえ詩を作り、眠らなくても夢見る気分だった。
♬하얀 달 (白い月) - べ
ラ-この詩を書いた時もそうだったでしょう?素晴らしい詩だ、貴方の声で聞かせて。
歌い掛けるランボーに応えるベルレンヌ。
'あぁ 愛すべき人よ あぁ 夢を見る時よ
白い月が輝いている 震える言葉'
べ-また書きたい、お前のように。
ラ-僕と旅立とう。ここに居たら書けないよ
ベ-私はお前のように若くない。守るべき家族、果たすべき義務…
ラ-義務?貴方の義務は詩を書く事だ。全てを捨て、僕とここから旅立とう!
時間をくれというベルレンヌに 僕は明日朝発つというランボー
私は行けないと去るベルレンヌに後悔するよ!と叫ぶランボー。
♬다 망가진 침대 속에서 (壊れた寝台の中で) -ベ
新しい朝新しい世界が始まるとランボー
恐れを捨て行こうと決心したベルレンヌが現れ、来ると分かってたと喜ぶ。
'誰もいない誰も知らない誰も僕たちを拘束できない場所へ!'
ベ-お前の為じゃない、私自身の詩の為だ。お前は悪魔だっ😈
ラ-地獄に案内致します😁
べ-詩さえ書けるなら!
⑸ 追憶のランボーが去り再び現在
マルセイユ行き汽車内 ベルレンヌとドゥラエ
ド-なぜ気持ちが変わったのですか(来たのですか)
べ-あの悪魔の失敗を確認してやる 詩なんてない
ド-亡くなる前に僕に確かに言ったんです。アフリカで真実の詩を発見したと
べ-発見?
ド-そこに詩を書いたノートを埋めたと。
べ-なぜお前はそんなに詩を探そうとするんだ
詩集を出版しランボーの偉大さ、努力を世に知らしめるというドゥラエに また外面だけだと吐き捨てるベルレンヌ
ド-ベルレンヌ氏には悪い記憶しかないのですか。ランボーのおかげで幸せだった瞬間はありませんでしたか?
ベ-ない、ただの一度も。
⑹ ロンドンの2人
※ペアによりアドリブでやりとりいろいろ
ロンドンに着き海辺でたわむれるランボーとベルレンヌ
ラ-全てが新しい!風、海、そして空!
毎日に詩を書こうと喜ぶランボー、ベルレンヌは不安を拭えない
ラ-パリの方は見ないで
ベ-あぁ…
♬알수 없어라 (分からない) - べ
カモメのように自由に飛ぶと歌うランボー
恐れる不安な自身の心が分からないと歌うベルレンヌ
ベルレンヌを見て、小枝で砂に詩を書き付けるランボー
ためらうベルレンヌにも小枝を渡し2人で連詩を綴る(実際の詩や手紙より)
ラ-誰か人生を分かったと断言できようか
べ(ランボーの詩を読む)-幸いな事実は、辛いこの生が たった一度で終わる事だ
ラ-移動手段といえばこの痩せた脚が全て
べ(自分で書く)-財産といえば瞳の中に溜まる黄金の太陽が全て
ラ-彼らはボロを着たまま 激しい冒険の道を行くのだ
べ-私は生きている まさに着実に燃え上がる火花として ここに、この場所に生きている
ラ-醜く醜くなった この世界のどこかで。
べ-純粋の極地に達した人生の享有者と共に。
感動し思わず詩を書いた地面に口づけるランボー。ベルレンヌも倣う。
涙し強く抱き合う2人、帰って行く。
2018年11月 狂炎ソナタ/광염소나타 (Sonata of a flame)
☆11.15@大阪(真中の段上りM列センター右)
J リョウク、S ケン、K イスングン
☆11.23@東京(最前E列、中央ピアノ前)
J リョウク、S キムジチョル、K イジフン
韓国公演はタイミング合わず友人から話だけ聞いて再演を待っていた作品。
まさか日本で、リョウクで観れるなんて。
韓国公演は1990年代設定(今回は1978年)、またセット、衣装、他設定に変更があったようですが'音楽'という最高の効果は変わらず。
大好きな作品になりました(^^)
台本を読み込んだ作品は久しぶりでした。
再演も待たれますが、今回のキャストのCDが欲しいです←
※あらすじは最後に載せました
☆作品について
愛(対芸術、才能、音楽、人)、悲しみ痛み高揚憧れ焦燥妬み怒り、希望と絶望、生と死…
人が生きる中で抱くものを3人の演者に凝縮させた100分の作品でした。
音楽が本当に美しく、演者が弾くピアノが時に台詞歌以上に雄弁に語るのも素晴らしい。
キャストや演出、また観客ごと解釈や印象が変わる作品。ピアノが弾ける俳優さんの方が説得力はあるかと。
Kと出会い抗えなかった事、Sへの愛憎、根底にある音楽への愛と希求が他を凌駕した事がJの悲劇であると思いました。
K俳優の位置取りウェイトにもよりますが、基本的にはJとS、そしてKの物語。
Kは人間のエゴと狂気、純粋な芸術への希求を示す。Sは愛。優しさと正義感。無邪気さと無神経さ。Jは弱さと孤独、純粋さ。
いずれも凝縮、デフォルメされている。
そんな印象を持ちました。
*第一楽章
*第三楽章
*SとJの連弾 '色褪せないように'
https://youtu.be/gp-YgAkP2Og (ムンテウ、キムジチョル版)
(リョウク、ケンの練習ライブ)
リョウクとケンが微笑ましくてリピ
※第一、第三はSが推しのキムギョンス様←
☆キャスト所感
●K イソングン、イジフン
ソングンKはオリジナルキャストでもあり、深く壮大な歌声もあいまって、本公演のタイトルロール体現で素晴らしかったです。
音楽に取り憑かれたマエストロ。ソングンKにとってはJもSも音楽の為の楽譜であり楽器であるような。強い圧でJの背中を押し追いたてる。JとSはKの腕の中でもがく。一言でいうとどストライクでしたw
ジフンKはソングンKほどの重さはなく、芸術家というよりは元スターだった野心ある音楽家。音楽への希求度は強く感じませんでした。モテそう← Jの手を引きそそのかす感じ。その分JとSの関係により焦点が合った印象でした。
お二人ともさすがの演技、歌でしっかり枠を作り支えてくれ、作品に没頭できました。
●S ケン、キムジチョル
ケン:Jの横に座り肩を抱きながら顔を覗き込むようなS。優しいがKY気味。お坊ちゃん育ち感。
”もし~なら=みょ~⤴️ん”と愛嬌あり。”音楽にインスピレーションが何で必要だ?”
🎹訥々ゆっくり。Jと音楽に打ち込むのが幸せ。話す時は弾くのをやめJを見ながら。なぜJが自分から離れたか理解出来ない。もどかしい。
スングンKにはやるせない怒りと理解出来ない恐れ。
ジチョル:Jを斜め後ろからじっと見つめ手を引く守護者。Jあってこその音楽。眼差しや言葉にJを求める苦しさ、切なさ滲む。”音楽にインスピレーションが必要なのか?” Jが答えにつまると”ん?どした?”とJの様子を伺う。
🎹は踊るよう。話しながら弾く。リョウクJとの連弾は2人の音色で気持ちが全て伝わる素晴らしい演奏でした。ジフンKには軽蔑と憎しみ。
Jへの優しさと愛情は共通ながら、実年齢や持ち味の違いからか印象は結構異なりました。また韓国版Sは楽譜がかけず、Jに書き起こしてもらっていたそうで、Jへの想いが複雑化します。日本版はその言及がない分、より純粋で健全なS像になったように思います。
どちらもリョウクJの第4楽章を聴いて(Jの中の幻影Sですが)、ケンS'新しい曲?わぁさすが、いいね!' ジチョS'いいね、新しい曲か?'と後ろからJに声を掛けバックハグしながら'完成したら僕(ジチョは俺)に一番に聴かせろよ、な?'と微笑む場面で号泣。
●J リョウク
不安定であやうい。儚く世間離れな雰囲気。
一番は、本人もインタビューや大阪初日挨拶で言っていたように、殺人をおかすまでの深い音楽への愛と希求を感じました。
対照的に人に向き合う気持ちや力は弱い。私はいつもリョウクJが独り言を言ってるように感じました。唯一Sとの連弾時だけSを見て感じていたような。
その分歌とピアノで心情を語ります。
特に、最初の殺人後に歌う(ラストにSもリプライズする)”死の顔”は天使の微笑みで優しく歌う姿に感動すら覚え、その後の無表情にはぞくっとしました。
どうしたらJが悲劇を辿らずにすんだのか…正直私はイメージ出来ませんでした。それ位音楽を掴もうと苦しむ姿にシンクロし、私的にはリョウクJだからより作品に入り込めたと思います。
余談ですが大阪公演では連弾時にめちゃケンくんを覗き込んで'大丈夫ヒョンがついてるよ~'て素が出てたのと、東京公演ではジチョルさんがカテコ最後までリョウクの手を繋いだままで、ジフンさんとリョウクがニコニコ(ニヤニヤ)してたのも微笑ましたかったです^^
東京は最前だったのでジチョルさんとリョウクの手繋ぎ目の前で特に萌えました←
またリョウクJ、そして他のJも観たいです!
☆あらすじ
SとKの対峙から始まる悲しい物語
19歳で音楽賞を獲得して以来、思うように作曲できず悩むJ。
幼馴染Sの元を離れ高名な音楽家、Kの元へ行くも、'死の瞳'曲は酷評される。
憔悴したJは飲酒運転の上人をはねてしまう。
しかしその強烈な体験で、Jは一晩で第一楽章を書きあげ、Kの激賞を受ける。
'犠牲なしに何も成し遂げられない' Sの言葉に自ら殺人者となり第二楽章を完成させるJ。
自身も作曲に行き詰まりJの曲を盗作しようとしていたKはJの作曲背景を知ると、芸術の為ならとJを連続殺人に追い立てる。
連続殺人を犯しぎら第三楽章を書き崩壊していくJ。
Kは第四楽章の為に、最も大切で刺激になる者、Sを殺せと命じる。
Jに呼ばれるS。Jがいなければ自分は作曲できない、帰ろうと訴えるSに、最後にピアノを聴かせてほしいと言うJ
ひと時連弾し、昔に帰ったかに見えた2人。
しかしJは、Sの曲を盗作し受賞した事、自己嫌悪や惨めな心情を吐露。'君はもう僕のインスピレーションにならない'と突き放す。
'音楽にインスピレーションが必要か?'Sの言葉に逆上し、Sを刺し首を締めるJ。
明け方、第四楽章が完成する。
命を差し出しても、とJへ最後の第五楽章完成をせまるK。
Jは自ら炎の中でピアノを弾きながらソナタを完成させる。
再び時がすすみ対峙するSとK。JはSを殺す事は出来なかった。
SはKに憎悪を向けるが殺さず逮捕させる。
この音楽がどう評価されるか楽しみだ、と出ていくK。
'お前も音楽になりたかったのか?'
Jの遺した'死の顔'を弾くS
Jが微笑みながらSに歩み寄り向き合う2人
そして'君と僕'を連弾…幕